
2026-08-25
転職は、60歳になる数年前までに考えたい
60歳になったからといって、技術者としての経験やスキルがなくなるわけではありません。
ただ、転職すると、これまで会社や取引先との間で築いてきた信用は、いったんリセットされます。
新しい会社では、仕事ぶりや人柄、取引先からの評価を、もう一度、一から積み上げていかなければなりません。
どれだけ経験が豊富でも、入社直後から高い単価で提案できるとは限りません。
新しい会社にとっては、まだ実績のない技術者だからです。
その状態で60歳を迎えると、企業側は、
「これから信用を築いてもらうなら、若い技術者を採用したほうがよいのではないか」
と考えることもあります。
これは、60歳以上の技術者に価値がないという話ではありません。
問題は、スキルではなく、信用を築くための時間です。
「60歳になって給与が下がってから、そのとき転職を考えればいい」
と思っていても、そこから求人を探し、面接を受け、
退職し、新しい会社で実績と信用を築くまでには時間がかかります。
そのため、59歳になってから、あるいは60歳になる数か月前から動き始めるのでは、
すでに選択肢が限られている場合があります。
だからこそ、60歳以降も技術者として働き続けたいのであれば、
60歳になる数年前から、今後の働き方を考え始めることが大切です。
今の会社での評価や給与が変わってから慌てるのではなく、
まだ選択肢を持てるうちに動く。
それが、60歳以降も納得できる条件で働くための準備になるのです。
投稿者 採用担当
Category:BLOG/お知らせ,技術者の悩み・会社の考え方